ほぼひとりごと 2021年7月24日(土)

トヨタ2000GT

(写真は、京都四条通に二年ぶりに建てられた長刀鉾とその前で信号待ちをしているトヨタ2000GTです)

トヨタ2000GTが1962年に発売された時の価格は当時のクラウンより高く、普通にはとても買えないクルマでした。芸能人が多く住んでいる成城で、白いトヨタ2000GTに遭遇した時は大感激しました。

京都四条通で、二年ぶりに建てられた長刀鉾の前で信号待ちをしている白いトヨタ2000GTを発見しました。立ち止まって見とれている人も多く、約60年前のクルマが注目の的になっていました。

じっと見てはいけないのですが、このようなクラシックカーに乗っている人は見られていることに慣れているようです。さすがに手を振るなどということはありませんが、オーナーの誇りが伝わってくるようでした。

最近、トヨタ2000GTや、スカイライン2000GTRだけでなく、古い国産車の取引価格が、時計などと同じように高騰し、程度が良く、オリジナルを保っている状態のクルマは信じられない金額だそうです。

トヨタ2000GTが発売された数年後に普通自動車免許を取りました。教習所のクルマはセドリックのコラムシフトのマニュアルでした。半クラッチ、坂道発進、ノンパワーのステアリング、技と力も必要でした。

自分のクルマがオートマチックになったのは、免許を取ってから13年後、パワーステアリングは21年後でした。

ノンパワーステアリングは無理ですが、マニュアルシフトはもう一回操作したいものです。

長刀鉾と白いトヨタ2000GT、良い感じの取り合わせでした。免許を取って50年、そろそろ返納したらとも言われますが、もう少し持っていたいと、トヨタ2000GTを眺めながら思っていました。

#長刀鉾 #トヨタ2000GT #自動車免許