ほぼひとりごと 2021年7月3日(土)

鎌倉まで

(写真は、江ノ電江ノ島駅に停車中の鎌倉行の車内。小雨の平日の午後、ガラガラでした)

用事があって藤沢に行った帰り、小雨が降っていた平日の午後、時間に余裕があったので、藤沢から江ノ電に乗って、鎌倉まわりで東京に帰りました。今までに乗った江ノ電は週末が多く、満員でした。

藤沢から江ノ島までは、鵠沼の住宅地を通るので、海は見えません。湘南海岸公園という駅を通りますが、住宅地の中の駅です。平行して、小田急江ノ島線が走っていますが、役割分担しています。

海が見えるのは、江ノ島を出て、ほんの少し道路上を走って、次の腰越駅の先からになります。この区間だけ、路面電車の雰囲気ですが、4両編成の電車が道路上の単線の線路を走るのは迫力があります。

腰越から先、稲村ケ崎のあたりまでは、海を見ながら、渋滞で有名な国道134号線沿いを走ります。湘南の海沿いの国道134号線で、渋滞にひっかかったことが何回かあります。鎌倉が遠く感じられます。

小雨の降っている日の海は、サーファーの姿だけが目立っていました。右側に江ノ島が見えてくるこのあたり、大昔から、戦略的な場所だったように思います。兵どもの夢のあとも点在しています。

稲村ケ崎の先、海は見えません。車庫のある極楽寺は山の中、出るとトンネルです。昔、極楽駅近くにクルマを路上駐車し、江ノ島まで江ノ電で移動して、花火を見た記憶があります。緩い時代でした。

由比ガ浜、和田塚と、住宅地に敷かれた狭い単線を走ると鎌倉です。最混雑期は住民以外入場制限し、乗車するまでに2時間かかると言われていた鎌倉駅まで34分の小旅行、今日はガラガラでした。

#江ノ電 #鎌倉 #サーファー