気ままなおもいつき 2019年9月30日(月)

(再挑戦は可能か)

年長者は、経験があり、自分のアドバイスは聞くべきだと思ってしまいます。上のポジションを経験すればするほど、自分に自信を持つことになります。

忖度をしてくれる人がまわりにいると、知らず知らずのうちにお山の大将状態に身を任せた方がラクだと思ってしまいます。自他ともに、何度もそんな経験をしました。

自分では気がつきません。助言をしてくれる人がいても、素直に聞けないどころか、反発を覚え、その人を遠ざけるか、アドバイスになるような話を聞かなくなります。

相談されたアイディアを肯定しなかった時に、議論を受け付けないというサインを出していたのかも知れません。自分では戒めていますが、上から目線だったのでしょう。

組織を離れて一年経ちました。当たり前のことですが、組織に属していた43年間を利用しないと何もで始まらないということをあらためて痛感しています。

などと、愚痴を言っていても仕方ありません。肯定しないままに、消してしまったアイディアや、工夫すれば、ものになったアイディアを思い出すことにしたいと思っています。

再挑戦できるかどうかはわかりません。リスクを取ったこともなく、若い人の意見を聞くようで尊重していなかったということを自分で認識しました。

気ままなおもいつき 2019年9月23日(月)

(ネガティブワードは百害あって一利なし)

何も考えず、可能性の芽を摘んでしまったクレーム処理ですが、何よりも必要だったのは、やるぞという覚悟と熱意、それと、リスクを取るということだったと思います。

安全な場に身を置いて考えると、何かにチャレンジをするリスクについては、何もしないのが一番安全という潜在意識が強かったのだと思います。

そこで、お客様をどう獲得するのか、最初の資金をどうするのか、収入を得られるのかなど、いろいろなことを指摘しました。アイディアの段階では無理なことです。

アイディアを良いなと思って、やりたいと思うことで、次のステップに進み、どうやって実現するかを真剣に考えるということになったのだと、その時は気づきませんでした。

コメントとか、アドバイスの名のもとに、ネガティブワードを使い、自分は知っているのだとか、優位に立とうとする人に相談してはいけないということなのでしょう。

組織の中で、事業計画立案担当係長の時、作業に陥らないよう、何のためにやるかを理解し、メンバーに納得してもらうようにしたことを忘れていました。

明るいだけのお気楽ではダメだと思いますが、芯の部分を共有することができれば、ポジティブワードで考えることで、やらされ感が低くなります。

まずは、やりたいと思って、覚悟と熱意があるかどうかを自問自答することです。そこをクリアできれば、次に進むことが出来たのではと思います。

気ままなおもいつき 2019年9月16日(月)

(クレームはビジネスにならないと考えました)

あのころ、20年ほど前に相談されたことを、今、後出しじゃんけんで考えてみました。最初は、クレーム処理からのビジネスというアイディアを取り上げることにします。

おおぜいの人から、いろいろなクレームを集められるだけ集め、必要な分類を行い、コメントだけでなく、改善策や、対応策などを付して、企業に伝達するか。

集める手段、どうやって企業に伝達するかなど、インターネット時代より前では、特殊株主、つまり、総会屋がやっていたことに近いような気さえした記憶があります。

10年近くあと、研修会社に異動した時、新サービスとして、クレーム処理のビジネス活用をテーマにした研修をしたいという話をしたときに指摘されて気づかされました。

サイトを作って、いろいろなところにリンクされるよう、口コミなどを使って拡散し、クレームを集め始めれば、何かが始まったかも知れません。工夫が必要ですが。

不特定多数から、意見が集まり始めれば、ビジネスとしてスタートできます。ポイントや特典を用意し、意見投稿者を特定していれば、あとで、役にたつことになります。

サイトを公開しながら、結果を企業に伝達し、一緒にクレーム処理や商品改善をします。企業も活用することになり、総会屋とは違うビジネスモデルが可能になります。

意見だけでなく、意見投稿者同士のやりとりの場を用意すれば、価格ドットコムとほとんど同じになります。相談を受けたころ、価格ドットコムはこれからでした。

価格ドットコムの例を見ても、集め始めることで、加速度的に可能性が増えていくことになります。ファンディングも可能かも知れません。そこに考えが至りませんでした。

最初の資金とか、集まった意見の分類や、コメントをどうするか、類似サービスとの差別化とか、難題もありましたが、後悔先にたたず、可能性の芽を摘んでしまいました。

気ままなおもいつき 2019年9月9日(月)

なぜ、思いつきで終わったか

今、思えばというアイディアについて、年長者、識者と期待され。相談を受けた際、一番に、どうやって、お客を集めるか、どうやって儲けるのかと聞いてしまいました。

霞を食べて、生きてはいけないので、あまりにも荒唐無稽であれば、最初から没になるのですが、その後、似たようなアイディアがビジネス化するとそうとも言えません。

まず、やってみて、その上で、チャンスを広げることが出来るかも知れません。昔と違うのは、アイディアに値段がつき、ビジネスとして買収されるという可能性もあります。

集客や、儲けだけを考えて、お蔵入りさせるのではなく、こういう考えがあるのだということや、こうしたいなどということをアピールすべきだったのかも知れません。

アメリカ勤務時、事業利益が出ていなくても、あるいは何も始まっていなくても、アイディアを公表することで、価値を高め、資金が集まるという事実を目の当りにしました。

大企業に勤め、ある程度のポジションだった、世間に通用するようなチャレンジ精神がなかったことなどで、自分には理解しにくいアイディアには冷淡だったと思います。

気ままなおもいつき 2019年9月2日(月)

4か月間、Tealプロジェクトについて書きましたが、今度は、Tealプロジェクトのスピリットをベースに、今まで、思いついたことや、あらたに思いついたことを記します。

一部の例外を除き、後悔先に立たずや、後出しじゃんけんで、あの時やっておけば良かったなとか、もう少し工夫すれば、大金持ちになったのにと思う案件ばかりです。

www.akihiko.com というURLで、ブログを始めて、すでに20年以上経過しています。9.11の際に、発信した時には、クリック数も多かったのですが、今は違います。

いっぱいあった思いつき同様、手をこまねいたりしている間に、チャンスは過ぎ去り、後ろ髪はありませんでした。今回、せめて、記録に残しておこうと思いました。

ほぼひとりごと( https://note.mu/904906 )のテーマは日常のことですが、気ままな思いつきは、自分のやりたいこと、やりたかったことをテーマにしたいと思っています。

特に、失敗したことや、こうすれば良かった、ああすれば良かったということを書きたいと思っています。Tealのスピリットは、楽しくなければ仕事じゃないということです。