ほぼひとりごと 2021年7月23日(金)

国立競技場前駅

(写真は、都営大江戸線国立競技場前駅のエスカレーター。やっと日の目を見ます)

今から57年前、1964年のオリンピックの時は小学校6年生。幼稚園の時、アジア大会のエキシビションでお遊戯をしたこともあり、待ち遠しい気持ちで開会式の10月10日を迎えることになりました。

まだ、休日ではなかったので、学校は午前中で終わり、午後は帰宅してテレビ観戦をしたのではと思いますが、よく覚えてはいません。行進する日本選手団の赤いブレザーの印象は強く、あざやかでした。

今回の招致の際には、最初からワクワク感がありませんでした。東日本大震災からの復興を加速するきっかけという理由はわからないでもなかったのですが、東京での開催は疑問に思いました。

1年延期した今となっては、多額の費用をかけてオリンピック・パラリンピックを開催するより、その金額を生活支援や復興に回した方が良かったのではと思います。復興のための開催という感じはしません。

リタイアしているので、7月から8月にかけての猛暑の東京にいるより、どこかで避暑をしたいなとぜいたくなことを考えましたが、今日は、散歩コースの交通規制や渋滞の始まった東京にいることにしました。

国立競技場最寄りの、都営大江戸線国立競技場前駅のエスカレーターにラッピングされた東京2020のロゴの出番にはなりましたが、みんなが喜ぶという感じが薄いため、どことなく寂しそうな感じです。

このエスカレーターには新国立競技場に向かうおおぜいの人が乗るはずでしたが、無観客での開催になり、夢になってしまいました。もやもやとした気持ちのまま、開会式を迎えることになりました。

#オリンピック・パラリンピック #東京2020 #1964年