自分(の仕事)史 2021年7月12日(月)

JFKから

(写真は、数年前、マンハッタンのシックスアベニューで撮ったものです。いろいろなタクシーが走り、SUVも増えました)

VIP扱いだと、ドアからJALのスタッフがアテンドし、入国もスムースに行きますが、普通は入国カウンターの長い列に並びます。他の便と重なった時など、荷物のチェックが終えて外に出るまで結構な時間がかかります。

外に出ると、出迎えの人がたくさん待っています。その中をかき分けてタクシー乗り場を探して、歩いていくのも一苦労です。JALのターミナルと言っても、いろいろな航空会社が使っているので、出迎えの人は多国籍です。

JFK空港で、JALとKAL(大韓航空)は同じターミナルを使っていました。ニューヨークのデリは韓国人が経営している人が多く、入国してくる人も、ここで働くぞという熱意がみなぎっているような感じでした。

JAL便が着くと、駐在員風の人や家族が多く、不安が顔に出てはいるものの、なんとなくのんびりしたムードでした。私も同じような表情でターミナルに現れたのだと思います。一気に籠の中から、外にでることになります。

慣れてからは、マンハッタンまでの移動に、空港バスや地下鉄を使うようになりましたが、最初はタクシーです。ガイドブックには白タクに気をつけろと書いてあったので、ドキドキしながら、イエローキャブを探しました。

シンガポール対岸のインドネシア領バタム島に行った時に、客引きしているタクシーしかいなかったことを思えば、どうということはありませんでしたが、見るもの聞くもの、すべてが不安の種でした。

日本のハイヤーより気軽に乗れるリムジンを予約すれば、名前を書いたボードを持ったドライバーが迎えてくれています。日本人のドライバーやリムジン会社も多く、慣れてからは重宝しました。

#JFK #ニューヨークタクシー #入国手続き

一週間(7月4日(日)~7月10日(土))

週刊日記

熱海での土石流。土盛りをした経緯などが報道されていましたが、山を守っていた森林を伐採し、売れる土地を増やしていった結果、土石流を防げなくなったということです。風光明媚な熱海の裏側の事実です。

昔、箱根外輪山をハイキングした時、尾根伝いの道沿いに廃車になったクルマや電化製品が捨てられていたのを見たことがありました。どうやって、ここまで運んだか不明でしたが、土を被せれば見つかりません。

きれいごとばかりを言っているわけには行きませんが、捨てられ、隠された産業廃棄物が大変なことになるかも知れません。廃液が川を流れて汚染するなど、命そのものに悪影響を及ぼすかも知れません。

梅雨末期の豪雨が続いている中、行方不明の方の捜索が難航しています。ニュースを聞くとたまらない気持ちになりますが、これが現実です。SDGsとお題目を唱えても、実行につなげなければと自省しました。

都議会議員選挙は、勝者なき戦いと言われていますが、国政上の課題に対する有権者の意思が垣間見られたような結果になりました。盛り上がらないオリンピック開会を目前にして、分断が固定化しそうです。

自分の身の回りでは、特段のことのなかった週でしたが、社会的には嫌だなと思うようなことが起こり続けています。自分にできることはないと割り切ってしまって良いのだろうかと考えてしまいます。

すでに1か月続いている足指の痛みはだいぶ薄らぎました。多少の違和感は残っていますが、普通に歩くことができるようになりました。あらためて、普通が大事だと痛感しています。蒸し暑い日が続きます。