ほぼひとりごと 2021年7月20日(火)

白山そば

(写真は、しばらく前に撮った、金沢駅構内の立ち食いそば店、白山そばです)

東京はそば文化で黒いつゆ。関西から来た人が黒いつゆのうどんが出てくるとびっくりしてしまうようです。名古屋駅のホームではできしめんが目立ち、関西以西はつゆの色の薄いうどんが主役です。

西日本にも、福井の今庄そばや、島根の出雲そばなど、日本海側には名物になっているおそばがあります。日本海側ではありませんが、京都の四条大橋のそばに、にしんそばで有名な松葉があります。

西日本のおそばのつゆは東京や関東以東のような黒いのではなく、澄んだつゆですが、金沢駅構内の白山そばはやや甘く、讃岐うどんとは違います。どちらかと言うと、大阪うどんに近いようです。

すでに閉店してしまいましたが、蒲田駅構内のめん亭は、おそばでも澄んだつゆでした。白山そばほどは甘くありません。柚子の香りが特徴でした。成田空港に行く途中に下車して食べたこともありました。

北陸新幹線が出来る前、ほくほく線経由のはくたかで越後湯沢駅乗り換えで行っていたころに発見しました。今は、結構立派になっていますが、以前は、待合室の中にあった小さな店でした。

金沢らしいのは、白エビかき揚げがあることです。蒲田のめん亭のかき揚げには桜エビが入っていたのも何かの縁だったのかも知れません。揚げたてではありませんが、十分に美味しいです。

それと、能登牛はどこにあるのかなと思うものの、時間が経っても美味しい能登牛コロッケをトッピングします。金沢に行く楽しみのひとつが白山そば、本格加賀料理に負けていないと思っています。

#白山そば #そばとうどん #白エビかき揚げ