ほぼひとりごと 2021年9月1日(水)

残暑の空

(写真は、数日前の猛暑日に撮った代々木の緑道から、こども用の遊具と高層ビルとあざやかな残暑の空です)

8月6日の広島、9日の長崎への原爆投下、15日の終戦記念日、9月1日の関東大震災 11日のニューヨーク9.11と、8月と9月には、忘れられない日が続きます。今日は関東大震災から98年です。

猛暑日になるという予報が出ていた数日前の午前中のあざやかな青空と白い雲。天高くと言われるような秋の気配を感じることは出来ましたが、じっとしているだけで汗びっしょりになってしまいそうでした。

すべての日について、本当のところを確かめていませんが、それぞれの日も、この日と同じような青空だったのではないかと思っています。どんなことがあっても、毎日、朝、日が上り、夕方には日が沈みます。

ほぼ毎日、散歩をするようになって、見ている情景は今だけだと感じるようになりました。歴史の瞬間を切り取るなどとは言えない日常の何気ない風景ですが、9.11のあとのニューヨークは違って見えました。

あちこちを見ながら、うわの空で歩くのは、スマホをいじりながらと同じにやめた方が良さそうですが、見るセンサーのモードがチェンジしたので、同じ景色を見ても、昨日とは違うものが見えたのだと思います。

秋の気配を感じさせる青空と白い雲を見て、この一瞬を大事にしておきたいと思いました。すべての瞬間を覚えておくメモリーがあるわけではありませんが、思い出というストレージにはまだ余裕があると思います。

思いがけず、昨日から気温が低くなりました。少し涼しくなると、勝手ですが、猛暑日が懐かしいと思います。気がつくと季節が巡っています。転ばないように気をつけながら、季節の変化を感じる散歩を続けたいと思います。

#残暑の空 #8月と9月 #猛暑日