ほぼひとりごと 2021年9月7日(火)

表参道のLindt

表参道が青山通りとの交差点に近いあたり、新潟のアンテナショップ「ネスパス」の隣に、スイスチョコレートLindt(リンツ)のショップが開店し、その隣のビル2階にあったモスバーガーは閉店していました。

チョコレートは明治、森永、ロッテや、メリーなど国産が中心だったころ、海外旅行のお土産でスイス(リンツやネッスル)やイギリス(キャドバリー)、アメリカ(ハーシー)のチョコレートをもらって感激しました。

輸入された舶来品だということで、ありがたがっていたころでしたが、輸入品というだけでなく、これらのチョコレートはカカオやミルクの含有量も多く、日本ブランドのチョコレートより、リッチな味でした。

ニューヨークで、チョコレートだけではなく、ありがたがっていた海外ブランドが、現地では普通のブランドだと気づくことが結構ありました。ペンギンマークのマンシングウエアも普通の衣料品でした。

スイスチョコレートのLindtも高級というイメージはありませんでしたが、お土産などの需要を狙って、マンハッタンの目抜き通りに店を開き、きれいなパッケージにして、イメージチェンジしていました。

だいぶ前から青山通りにあったお店を閉めた代わりに開店したLindtの表参道店は、既存のお店より、ゴージャスな感じの店をめざし、高級なチョコレートとしてのイメージアップをめざしているようです。

一旦、価格競争に巻き込まれ、特売商品にしてしまうと、そこからの脱出は困難なことになります。Lindtチョコレートのチャレンジは、今のところ成功しているみたいです。ブランド戦略、面白そうです。

#ブランド戦略 #Lindt(リンツ) #スイスチョコレート