自分(の仕事)史 2021年9月11日(土)

あれから20年

(写真は、2000年11月にワールドトレードセンターにあった第一勧業銀行(当時)を訪問した際のIDカードです)

破壊されたワールドトレードセンターには当時の富士銀行、第一勧業銀行が入居し、.破壊されずに残ったファイナンシャルセンターに野村証券、メリルリンチ証券などのお客さまが入居していました。

営業活動で訪問する時には、早めに地下鉄で現地に向かい、クリスピークリームドーナツのお店で、自動で揚げられるドーナツを眺めたりして、時間をつぶしてから手続きをし、エレベーターに乗りました。

ワールドトレードセンターでは、毎回、プラスティックで出来た入館証を発行してくれました。当日だけ有効で持ち帰ることができるので、手元に残っていました。記念というには苦い思い出になっています。

ツインタワーになっていた、ワールドトレードセンターがこの世から消えて20年。目をつむると、破壊される前の姿が思い出されます。飛行機が突っ込んで崩れた瞬間は下を向いていたのか見ていません。

9.11の後、現地に見物したいという出張者も多かったのですが、とても同行する気にならなかったので、リムジンを頼んで行ってもらいました。しばらくして、営業再開した会社を訪問することにはなりました。

当日は、近くのデリで食料と飲み物を買って、出勤してきたスタッフに渡し、気をつけて帰宅してと願って送り出しました。全員が無事帰宅したことを確認できたのはその日の深夜になってからのことでした。

NTTコミュニケーションズ社長から激励FAXを送ったという秘書からの電話に、全員が復旧作業で出払っているので、留守番のベライゾン社長が直に出たことで、通信キャリアとしての使命感を感じました。

#9.11 #ワールドトレードセンター #通信キャリアの使命感