一週間(8月1日(日)~8月7日(土))

週刊日記

あっという間に2021年も8月。暑い日が続きます。それでも、多少身体が慣れたのと、梅雨末期のような湿気ではないこと、たまに心地良い風が吹くこともあるので、しばらく前より、ラクになったような気もします。

今週になって、感染者数が爆発的に増えています。それでも、オリンピックとは関係ないと言い続けているのが不思議ですが、緊急事態宣言が続いている東京や周辺の人出が減っている感じはしません。

丸ノ内や銀座などの都心部より、周辺部の人出が多いような気もします。夏休みの旅行や帰省が始まっている東京駅を通ることがありますが、昨年と違って、スーツケースを持った人が目につきます。

感染者数だけでなく、通常の死亡者数との関係や、入院している人の実態などのデータを公開することや、クリニックもふくめた病院の受け入れ状況などを明らかにしていないので、実態がわかりません。

感染者の増加で、ついに身近でも、入院したという話を聞くようになりました。過度に怖がるのも、どうかとは思いますが、ワクチンを接種したあとも、マスクをし、丁寧に手を洗って、消毒し、密を避け続けています。

今週は、毎日、外出する用事があって、暑い中を出かけていました。幸い、人の少ない時間と場所でしたが、油断は禁物だと思って、気をつけるようにしていました。しばらくの間、変化はなさそうだと思います。

木曜日に鰻屋さんで食事しました。土用の丑の日から10日ほど経っていましたので、そんなに混んではいませんでした。初めて入ったお店でしたが、個室だったので、安心して食事をすることができました。

ほぼひとりごと 2021年8月8日(日)

上野発

(写真は、一本だけある、上野発仙台行の常磐線特急ひたち号の電光掲示板です)

盆暮れの繁忙期には、郷里に帰る人々で大賑わいだった上野駅ですが、ブルートレインもなくなり、常磐線の特急もほとんどが品川発になった今、上野始発8時の特急ひたち仙台行は貴重な存在です。

ちょうど、ラッシュ時間にあたるのが、上野始発になっている理由だとは思いますが、上野駅地上ホームらしい長距離列車です。去年の3月、2011年の震災から全線復旧した常磐線経由仙台行です、

40年以上前、東京から埼玉県の久喜に通っていたころの電車は、黒磯・日光行の2つドアの急行用の車両と使った各駅停車。確か、8時発のひたち号が出るあたりの地上ホームからの出発でした。

7時13分発だったので、いつもの席にいつもの人が座っているという感じでしたが、たまに観光客が乗って来ることがあると、秩序が崩れ、なんとなく、朝の元気がなくなるように思ったものでした。

上野発夜行列車の急行十和田。青函連絡船、少し前まで、C62型蒸気機関車3重連だった急行ニセコ3号から札幌で急行利尻に乗り換え、33時間かけて稚内まで、2車中泊で行ったことがありました。

50年近く前の大学生のころ、硬いボックスシートで身体をエビのように曲げて眠って行きました。この旅程を組んだため、一緒に行った友人からは恨まれましたが、すべて客車急行、良い思い出です。

特に混雑する盆暮れでなくても、連日、遠くへ行く人たちで、大賑わいだった上野駅地上ホーム、目を閉じると、大きな荷物を持って、列車を待っているふるさと訛りの声が聞こえてきそうな気がします。

#上野発 #特急ひたち仙台行 #ふるさと訛り