自分(の仕事)史 2021年6月14日(月)

総務部6年生

1990年から1996年の間総務部で、阪神大震災や地下鉄サリン事件、日比谷からの本社移転などいろいろなことを経験しました。気持ち的に触れたくなかったこともあります。

総務部の忙しい会社にロクな会社はないと先輩から言われたことがありますが、残念ながら、6年間のほとんどを忙しく過ごすことになりました。越権行為と言われるよう仕事にも手を出しました。

周辺からの反対も押し切って進めました仕事もありました。よく言えば、枠を超えた仕事だったと思います。民営化して約5年でスタートした総務部での仕事、まだ、激動の時代、何でもありでした。

6年間で、上司の総務部長3人に仕えました。それぞれに特徴があり、信頼、尊敬できる上司でした。共通しているのは、バックアップをし続けてくれたこと。安心して仕事できました。

本社中堅幹部は、普通、2,3年に一度人事異動があります。在職6年間は異例の長さでした。何回も噂の辞令が出て、期待や覚悟したこともありましたが、実現しませんでした。

その間、株主総会事務局を6回勤めました。今でも株主総会前の緊張した時間を思い出します。すでに20年以上経過していますが、失敗する夢を見ることもあります。

総務部6年生もそろそろ終わる1996年6月、異動の話が具体化することになりました。そのまま残るという話もありましたが、意外にもニューヨークが新勤務先でした。