自分(の仕事)史 2020年12月7日(月)

(NTT株)⇒証券会社

リクルート事件は、就職情報会社リクルートの不動産子会社リクルートコスモス(当時)が上場する前の未公開株を関係者に配ったことから、発生した贈収賄事件でした。

当時の株式市場は、右肩上がりを続け、日経平均が4万円を突破するのではと言われていました。NTT株もフィーバーと言えるような状況になり、世の中が大騒ぎでした。

NTT株は入札方式で政府売り出し価格が決まり、119万7千円で売り出されましたが、人気沸騰で、上場初日は値が付かず、2か月後最高値の318万円になりました。

そのあとは、ブラックマンデーにより、バブル株価が急落し、NTT株売り出し熱も冷めていきました。株式投資に興味のない人たちを巻き込んだNTT株フィーバーでした。

NTT内部に作った持株会の積み立ても、株価高騰により、いつまで経っても、1株になりませんでした。自分の持株が1株になったのは忘れるくらい経ったころでした。

NTTに続いて、JTや2年後に民営化したJRグループ(東日本、西日本、東海、九州)も上場していきましたが、最初のNTT株のようなフィーバーにはなりませんでした。

このころから、しばらくの間がバブル絶頂期でした。世の中が浮かれているとは感じましたが、自分の給料が上がるわけでもなく、支出だけが増えることになっていきました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です