自分(の仕事)史 2020年12月21日(月)

松山へ転勤

愛媛県松山に転勤することになる少し前に、大きな事件が発生しました。四国には、修学旅行で栗林公園に行ったことがあるだけ。遠くから事件を眺めることになりました。

松山に住んだら、道後温泉に住んで、毎朝、港で魚を買って暮らすと良いと言われ、夏目漱石の「ぼっちゃん」の文庫本を餞別にもらいました。面白く、再読しました。

実は、住んだ場所の住所は、松山市道後湯之町、有名な道後温泉本館から歩いて数分、商店街に入り口があり、伊予鉄道後温泉駅の真ん前の便利なアパートでした。

道後温泉には住みましたが、人口が40万人以上住む松山市。港までは結構距離があります。それでも、快適な生活を送ることが出来ました。まだ、30代前半でした。

いくつかの不祥事や、いろいろな事件がひと段落したあとの異動でした。転勤前に序章が始まっていたリクルート事件がNTTに飛び火するとは思ってもみませんでした。

リクルート事件から、すでに30年以上経過しています。関係者の多くが亡くなり、次第に風化してしまいました。いろいろな見方がありますが、時代を象徴することでした。

広報部はいろいろな意味で渦中にあったので、松山での生活や、初めての地方幹部としての仕事をしながら、毎日、気をもんでいましたが、残念な結果になりました。