自分(の仕事)史 2020年10月19日(月)

(自動車電話)⇒ドコモショップ

少し、話題を変えて、自動車電話とポケベルの話。一時期、自動車電話アンテナを付けているのがステータスになった時期がありました。ほとんどが黒い社用車でした。

ダミーのアンテナをカー用品ショップなどで買って、飾りとして付けているクルマも結構あったようです。自動車電話を設置するには、30万円近くかかったと記憶しています。

自動車電話が通じるエリアも狭く、都心部でも不感地域があり、広報部へ苦情がありました。都心の不感地域がほぼ解消するまでには、かなり時間がかかったと思います。

移動通信サービスには、自動車電話そのものを外に持ち出した巨大なショルダーホンと、ポケットベルがありました。ショルダーホンが携帯電話、スマホのご先祖様です。

ポケベルは、マスコミなど、急に連絡を取る必要がある職種から普及し、主として、公衆電話とセットで使われました。常時、行動が把握される社会が始まりました。

その後、ポケットに入るような大きさの携帯電話が売り出され、iモードのようなデータ通信も可能になり、通話できるインターネット端末として、スマホになっていきます。

こんな調子でスタートした、移動体通信ですが、便利なスマホは、社会、生活に深く根付くことになりました。20年以上前のぜいたく品から、21世紀の日用品になりました。

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