自分(の仕事)史 2020年10月12日(月)

2020年10月12日(月)(競争スタート)⇒恵比寿のauショップ

今でも、何かあるたびに、KDDIとソフトバンクの2社は、NTTグループが強大な設備とパワーで、健全な市場の発展を阻害する恐れがあるというコメントを出しています。

1985年の民営化、新規事業者の参入により、NTTでは、競争という言葉があちこちで使われました。実感ではなくても、競争が始まるという意識は浸透したと思います。

時効になりますが、他社を使うという書類を持って、お客様を訪問し、NTTを使い続けてほしいという営業をやったなど、公正競争上疑義のある話も聞いたことがあります。

最初、京セラ系のDDI、JR系のジャパンテレコム(JT)、高速道路系の日本高速通信(テレウェイ)の3社に、国際のKDDや、ソフトバンクが加わり、今に至っています。

最初は、0077などの4ケタ番号を回して市外通話をかけると安くなるという方式からスタートし、契約することで4ケタ番号が不要になるなど、徐々に変わっていきました。

その後、主戦場は固定電話から、次第に携帯電話市場に移り、こちらでのシェア争いはより一層、激しかったものの、成長市場だったので、儲かるビジネスになりました。

競争市場になって、30年以上、様々な合従連衡の末、3大メガキャリアに楽天がチャレンジするという市場が現在の姿です。そろそろ、見直す時期なのかも知れません。