自分(の仕事)史 2020年10月26日(月)

(ベストサービス運動)⇒原宿クエストホール

不祥事が発生する前から、民営化の準備としてスタートした社外有識者と社内中堅幹部によるプロジェクトチームを発展させ、いろいろと応援団作りを行っていました。

その動きと並行し、毎月19日をトークの日と名付け、全社的にコミュニケーション型イベントを実施することになりました。東京では原宿クエストホールで開催しました。

トークの日で、一番困ったのは、外国人プレスに説明する時でした。19日だから、トークの日だということを、日本語を話せない記者に理解してもらうことは不可能でした。

ベストサービス運動も、抽象的なものをどう具体化するかが難しく、シールやのぼりを作って全社で展開しても、理解してもらって、浸透していくことは簡単ではありません。

代官山にある、渋谷電話局の外装をお化粧し、若手と女性中心のスタッフで運営することにしました。発想はともかく、当事者のみなさんには苦労をかける結果になります。

その後、ベストサービス運動は、オレンジ活動という広聴活動と、お客様満足度調査(CSR)を行って、具体的なサービス向上を実現しようという動きに発展しました。

いろいろな試行錯誤を行いながら、世の中に役にたつNTTグループになろうと努力をしていきましたが、全社の動きをまとめていくことが簡単なことではありませんでした。