自分(の仕事)史 2020年9月28日(月)

(モジュラージャック)

イギリスのブリッティッシュテレコム(BT)、民営化したNTTは、すでに民間会社で運営していたアメリカ(AT&T)などとともに、将来への期待が受けることになりました。

会社につとめる者にとっては、民営化が主役でしたが、1985年4月には、電話事業の自由化も行われ、永年続いた、電電公社の独占事業が終わることになりました。

サービスのアンバンドリングにより、端末の電話機、屋内配線、屋外配線、局内設備(電話番号)などに区分され、宅内コンセント(モジュラージャック)が登場しました。

おまけに、移動通信系サービスは、非対象規制ということで、NTT固定電話会社とは別会社で運営し、競争を促進すべきという理由で、地域ごとの会社が設立されました。

当時、固定電話も、移動体電話も、音声が中心でした。その意味では、別組織での運営でも、支障があったわけではありませんが、後年に問題を残すことになりました。

このような構造になったため、固定系と移動系で、別の料金体系になってしまったため、最初のころの移動体通信は、基本料金も通話も高い、ぜいたく品になりました。

音声通信に加え、データ通信もテレコミュニケーションの主役となり、永年続いた、固定電話から、あらたなビジネスが創造される時代が目の前に来ることになりました。

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