自分(の仕事)史 2020年9月21日(月)

(公園デビュー)⇒金杉橋の公園

半官半民の電電公社時代は、唯我独尊と言われても仕方ないほど、内部だけのローカルルールや、ローカル言語がありました。覚えることが一人前への登竜門でした。

30年以上経った今でも、残っていることがありますが、民営化の波の中で、お客様にわかりやすいNTTにしようという意識は少しずつでも、浸透していったように思います。

言ってみれば、公園デビューみたいなものです。最初はぎこちなかったり、眉を顰められたりすることもあったと思いますが、次第に仲間に入れてもらえることになりました。

広告宣伝費や、資材調達などの額も大きく、チヤホヤされる機会も多く、勘違いする人も少なくはありませんでしたが、初心を忘れると、周囲のあたたかいまなざしが消えてしまいます。

オレンジ活動以外も、毎月19日を、19(トーク)の日と定めて行った、いろいろなイベント活動や、電話教室や、電話応対教室なども積極的に実施することになりました。

報道部門は、以前より注目をしてくれるようになったマスコミ対応に追われていました。NTTはすごいぞという論調のオンパレードのような取材に、驕りが出始めたころです。

公園デビューの時を覚え、初心を忘れてはいけないと思い続けていれば良かったのですが、自分の力だけで、ここまで来たという感じが広まり、慢心したように思います。

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