自分(の仕事)史 2020年3月9日(月)

(今ではブラック職場)

40年近く前の職場は、今の常識で見るとブラック職場だと言えそうです。エンドレスな残業、パワハラになりそうな怖い上司、時間を限られた厳しいオーダーなどです。

時間が経つと、懐かしく感じます。勉強になったと思って、正当化してしまいがちですが、家庭生活さえも犠牲にする必要があったとは言えなかったような気がします。

一方、家族のような職場とも言えました。怖いお父さんや、やさしいお母さんがいて、本当の家族より、密度の濃い関係がありました。どの職場でも似たようなものでした。

メンバーの私生活もある程度知っていました。お兄さんやお姉さんもいる大家族、面倒なこともありましたが、気がついてくれる人たちがいるという良い面もありました。

懐古趣味に陥り、ブラック職場が良かったとか、パワハラ礼賛をするわけではありません。当時でも、悲しい結末になった、いろいろな問題が起こったことも確かです。

少しだけ良かったことは、職場に雑談があったことです。電話でしゃべる声もふくめ、あちこちで、話声が聞こえていました。うるさいくらいの職場もあったくらいです。

給湯室での会話、タバコを飲みながらの話、今では無駄と言われるようになっているところで、コミュニケーションが行われていました。難しいところです。

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