自分(の仕事)史 2020年3月2日(月)

(こころが挫ける)

こころが挫けないようにする特効薬があるわけではありませんが、身近で苦しんでいる仲間を見て、たまらない気持ちになりますが、いくつか、気づいたことがあります。

昔と違い、会社として、相談窓口を作り、気軽に専門医の意見を聞くことができるようにしています。それはそれで良いことですが、悩ましいこともあるのではと思います。

子供のころ、精神的に不安定になった時、プラシーボ効果で、精神安定剤の代わりにうどん粉を飲まされたことがあります。成長期のことで、それで済みました。

60年近く経った今、クスリは改善され、効果的な精神安定剤や睡眠薬があるのだと思います。習慣性にならない工夫もされている、気持ち良くなるクスリだと思います。

それでも、こころが挫けそうになると、クスリに頼りたくなる気持ちがわかります。どうしても、タバコをやめられない、甘いものをやめられないということと同じだと思います。

なんとか、クスリを処方される前に、自分の経験を生かして、なんとか出来ないか、何かできることはないか、管理職になってからも、ずっと悩んでいることです。