気ままなおもいつき 2019年10月21日(月)

(ジャパンアズナンバーワン)

驚いたのは、中東の国々が、日清、日露戦争を高く、評価してくれていたということです。ジャパンアズナンバーワン前の、この時代、日本は希望の星だったと思います。

日本の立場も微妙ですが、昔、エスタブリッシュメントと言われてい国た以外で、先進国入りしたのは、日清、日露戦争後の日本だけということも事実だったと思います。

それまでは、狭い視野でものごとを見ていたのが、地政学的な見方の一端を経験することになりました。平面の地図から、地球儀のように立体的になったとも言えます。

すごい国になったUAEのアブダビで、水不足解消のため、太陽光利用海水淡水化プロジェクト推進に関わりました。大蔵省(当時)に予算折衝した記憶があります。

イランへ三井物産が国家プロジェクトとして構築した化学プラントIJPCメンバーの脱出計画(イラン・イラク戦争)に関わるなど、エキサイティングな経験をしました。

二度の石油ショックをくぐり抜け、日本が日出る国を言われるようになる前夜、このような仕事に従事できたことは、度胸が据わった以上に、その後に役立つことでした。

何でもありが通産省の雰囲気でした。ここで学んだことが後年自信や誇りにつながっていったと思います。良い経験をさせてもらったと感謝しています。