今週の「思いつくまま・・」2019年2月18日(月)

長いこと、工事中だった東京駅が完成しました。皇居に向けて、行幸通りもきれいに整備され、歩きやすくなりました。首都の中央駅としての威厳という感じもします。オランダのアムステルダム中央駅をモデルにしていると言われていますが、そんなに似ている感じはしませんでした。

2020年のオリンピック・パラリンピック、今年5月の天皇即位にも間に合いました。10月には、消費税が10%になりますが、大きなイベントの間の出来事、意外に静かなまま、支払う価格だけが上がるということになるかも知れません。少なくとも、計算はしやすくなります。

この写真を撮ったKITTEはじめ、まわりは新しいビルばかりです。失われた平成時代とか、いろいろと言われていますが、円安効果などもあり、ビルを新装できる大企業がこんなに多いのかと感心します。自分が働いていた会社も同様です。大したものだと思います。

そこで正社員をしていたのですから、文句は言えませんが、入社していたころを違って、お客様フロントで、受付をしたり、苦情を受けたり、工事で訪問したりする、実業部分は、ほとんどが正社員ではなく、派遣社員や委託をしている会社の社員になっています。正社員は内勤です。

内勤の人たちも、正社員ばかりではありません。最近ではどうかわかりませんが、時間外勤務を制限されている正社員が先に帰り、残るのは、派遣社員や委託会社社員だけということもあったようです。命令する人、作業する人という区別。ほとんどが正社員だった時代はすでに昔のことです。

きれいに整備された東京のオフィス街では、いろいろなことが起こっていると思います。日本長期信用銀行のように、本社ビルを新装した会社が短時日でなくなった例も、昔はありました。東京駅に象徴される、首都が、あるいは国そのものが、そういう運命にならないよう、整備された東京駅を見て、考えました。

(写真は、KITTE(昔の東京中央郵便局)から撮った東京駅です)

 

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