今週の「思いつくまま・・」2018年12月31日(月)

30年続いた平成もあと少しです。64年までになった昭和が終わり、平成という新元号が発表された時に感じたことは違和感だけでした。昭和27年生まれにとって、昭和以外の年号に慣れるには時間がかかるということもありましたが、それだけではなかった気がします。

平成が始まった時に、気づいたのが、新聞の年号表示。それまでは、昭和64(1989)年だったのが、1989(平成元)年になったことでした。西暦だって、宗教的なものなので、それで良いのかという気もしますが、数字だけなので、数えたりする場合、便利なことは便利ですし、国外でも通用します。

会社でも、社内の文書は、西暦で良いという指示を出した記憶があります。多少は浸透したと思いますが、毎年入ってくる新入社員は、平成になっても、平成元年採用などと呼んでいました。長い間、元号で呼び慣れ、固有名詞化してしまったので、変えにくかったとは思います。

グローバル化の是非について、いろいろな議論がありますが、これだけ、交流が活発になった今、自国内ルールで間に合ってしまうことと、合わせた方が無難なことがあると思います。英語も、西暦も無視するわけにはいきません。新元号で盛り上がってほしくないなと心配します。

捕鯨の話で、IWCという国際団体を脱退するという話がありました。クジラを食べるという風習もほぼ消え、詳細に見ると、採りまくるという話でもないような、小さなことですが、意見が通らないから脱退するということが不安です。これからもどんどん出てくるなどということはないのでしょうねと確認したくなります。

気に入らないとか、好き嫌いで判断し始めると、とめどなく、独自性を貫くことになります。大地震が複数回発生するなど、いろいろなことがあった平成から、新元号になることで、日本ファーストが強くならないかということです。生まれて2回目の改元、心配のし過ぎでしょうか。不安です。

 

写真は、防災タウンページカレンダー2019年版です

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