今週の「思いつくまま・・」2018年10月29日(月)

沖縄に初めて行ったのは、3年前の3月でした。沖縄のカウンターパートから、宴会をしましょうという話がありましたが、沖縄の宴会は遅く始まって、遅くまでかかるということだったので、その当時、体調が今一つだったので、日帰りにしました。その結果、むくみがひどくなり、入院することになりましたが。

その後も、数回行きました。そんなに長い時間ではありませんでしたが、宴会もしましたし、沖縄のカウンターパートの社長が、病気で亡くなり、葬儀に出たり、お墓参りをしたとか、話題の前県知事や那覇市長、知事選で敗れた宜野湾市長などとの面会など、いろいろなことがありました。

沖縄が米軍の占領から、日本に復帰したのは1972年。それでも、宜野湾市役所の目の前が普天間基地。簡単に言うと、陸上競技場のトラックにあたるところに宜野湾市の市域があり、フィールドの部分が基地の滑走路に当たります。正直、テレビや新聞では、気づきませんでした。

働き場の多くが基地であるとか、補助金をもらっているという話がありますが、そんな簡単なことではなさそうです。ちょうど、福生や厚木基地のような感じの場所が、沖縄のあちこちにあり、本州に住むわれわれの感覚とは違うことに気づきます。翁長前知事の言っていることが少し理解できるようになりました。

保守も革新も関係ないことのように思いました。市長や財界のみなさんも、地位協定の話や、政治の話については、口を閉ざします。昔の、薩摩藩の時代や、遣唐使、遣隋使の時代や、それ以前にも、本州とは別の独自の歴史があったはずです。戦総末期の激戦のこともあります。難しいことです。

生まれてから、平和と民主主義は、絶対的な真実と思っています。自衛権とかが必要だという話と、平和と民主主義を守るということは両立すると信じています。今、不安なのは、自衛権とかの話ではなく、平和と民主主義を守りたくない人がいるのではということです。沖縄の声に耳を傾けたいと思っています。

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