今週の「思いつくまま・・」2018年10月8日(月)

私が知っている、自民党の国会議員の人がいます。すでに何回も当選し、民主党が圧勝した選挙でも、小選挙区で当選しています。その時は、民主党に任せられないと主張した他の自民党候補者のようなことはせず、ひたすら、これまでを反省し、お願いをしたそうです。

その時の選挙は、自民党の長期政権と、直前の舌禍事件続出などで、一度は民主党にしたいというのが、大多数のコンセンサスだったので、そこを正面から批判しても、説得力がありませんでした。もっとも、政権は、東日本大震災など、いろいろなことがあり、3代の短命首相で終わりました。

選挙権を得て、40年以上になりますが、この時の選挙は、それまでにない大転換になりました。長い間に築かれた、コネクションなどがあっても、今回は民主党ということでしたが。期待が大きすぎたことがあったのか、みなさんのがっかり度は大きく、復権どころか、民主党そのものが雲散霧消しました。

今回の組閣では、いろいろなところで、がっかりという評がされています。私の勉強不足もありますが、新規に任用された大臣のほとんどは初めてみた名前でした。それでも、当選を重ねている知人は大臣になれませんでした。この方、経歴も人物もなかなかですが、今回も見送りでした。

いろいろと大人の事情があるのだと思います。今後3年は今の体制が続くのですから、その間に順番が回ってくるより、それまではないと考えた方が無難かもしれません。論評では、規程によれば、残りは3年で終わりが切られていると言われていますが、本当にそうなるのでしょうか。

珍しく、こんなことを考えました。数少ない政治家の知人なので今度はと思ったのですが、名前はありませんでした。ひょっとすると、規程を変えることで、この先、ずっと大人の事情が続くかも知れません。そんなことはないと言っている人が多いですが。3年後が楽しみです。

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