自分(の仕事)史 2021年5月10日(月)

(禁煙)⇒虎ノ門の通りにある喫煙コーナー

昔の映画やテレビドラマを見ていて、気づくのは喫煙シーンの多いことです。男性だけに限ると、タバコを吸わない人は皆無ではないかと思えるくらい愛煙家ばかりです。

昭和が終わる頃、東海道新幹線1号車が禁煙車でしたが、NTT新本社ビルが完成した1995年にはだいぶ増え、今はタバコを吸える場所を探すのは大変なことです。

新本社ビルは、当時の社長が自分のヘビースモーカーを棚に上げ、時代を先取りし、全面禁煙にしようと提案しました。想定していなかったので、紆余曲折がありました。

吸える場所を用意しないといけないということで、各階に設置したリフレッシュルームに空気清浄機を置き、分煙にしましたが、クリーンな空気とまではなりませんでした。

東海道新幹線N700A系の喫煙コーナーのように、廊下ではタバコの匂いを感じられないような設備が出来る20年前、それでもビルのイメージにあった取組みでした。

デスクで吸ったり、リフレッシュルームに入りびたりの中堅幹部もいましたが、世の中も変化し、当時の社長の全面禁煙指示は時宜にあったと思えるようになりました。

オフィスビルで行列が出来ているのは喫煙スペースですが、虎ノ門の通りで見つけた屋外喫煙スペースは気持ち良さそうでした。タバコを吸わなくなって40年になります。

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