(オフィス)
NTT新本社ビルが完成した1995年には、インテリジェントビルが流行りでした。大型ディスプレイを使った会議室や、テレビ電話など、いろいろな仕掛けが登場しました。
あわせて、パソコンを使った仕事にしようというという話になりましたが、ディスプレイやパソコンが出来たので使ってみようという話が先行していた状況だったと思います。
ゴルフ道具を入手したので、やってみるというレベルの話だったと思いますが、すでにアメリカでは遠隔地をどう克服してビジネスをするかが大きな課題だったと思います。
20世紀でも、電話会議やメールなどを使い、遠隔地にいるスタッフが会議をすることが普通のことになっていました。部長だけが離れたところにあるケースもありでした。
何回か、テレビ会議などの流行もありましたが、本格的に普及したのは、コロナ禍以降のことです。日本の家屋事情や文化などの課題も表面化することになりました。
満員電車に押し込まれ、都心のオフィスに出勤しなくても、リモートワークで十分という話を聞くようになりました。やってみればどうにかなるということだったと思います。
NTTグループで通勤定期を廃止した主要会社もあるようです。さらに、オフィススペース削減で、劇的なコストダウンになるようです。オフィスの行方も不透明みたいです。