第58回(株主総会事務局)⇒新高輪プリンスホテル
マスコミ対応担当として、初めて体験した大規模株主総会ですが、1991年6月の総会から、事務局として関わることになり、1996年まで6回担当することになりました。
事務局として担当した1991年から、新高輪プリンスホテルのパミール館での開催になりました。こじんまりとまとまっているので、運営全般は容易だったのだと思います。
品川駅からは、結構急な坂を上る必要がありますが、途中までは、ショッピングセンターの中を通ることも出来ます。裏の入口から、都営浅草線高輪台に歩いていけます。
大規模な総会を運営するため、株主総会運営システムを導入していました。議長を支援する画面と、答弁する役員にスライドを見せるシステムから構成されていました。
最初は部外で開発されたシステムでしたが、蓄積したノウハウを使って、数年後に自社開発をすることになりました。このようなシステムがないと運営は不可能でした。
事務局は、議長の後に、顧問弁護士と一緒に座り、システムで足りない分、メモを入れることがありました。会場に見えないよう、膝をついて移動する必要がありました。
進行状況に応じ、シナリオを弾力的に書き換え、関係方面に指示を出したり、会場の様子を見て対応したりと、無事終了するまで、事務局は大忙し、緊張の連続でした。