自分(の仕事)史 2020年5月25日(月)

(休めない)

入社して7年弱、本社の係長になって、やっと一人前に扱われました。ひどい風邪をひいて、高熱が出ても休めません。(今だったら、大変なことになったと思います。)

私が2月に着任する前、まだ、係長としての仕事に慣れていないころでしたが、年始からほとんど休んでいなかった係員に休んでもらって、ひとりだけ休日出勤しました。

一人前になったとは言っても、何もできない係長、上司には怒られ、せっかく休んでもらった係員を呼び出せと指示されたのに対し、なんとか耐えた苦い記憶があります。

上司が幹部説明に行っている間、本社ビルの3階にあったオフィスのベランダに寄りかかり、飛び降りたら、ラクかなと思いましたが、3階なので、やめることにしました。

3階から飛び降りたら、どうなるのかなと考える余裕が残っていたのが幸いしたのでしょう。もっと高い階だったら、思わず、引き込まれてしまったのかも知れません。

なんとか、この日を乗り越えたのが、自信につながっていったような気がします。早くなりたかった一人前の係長ですが、まだまだ、半人前だということを体感しました。

このころ、熱が出ても、無理して出勤することは、武勇談になりましたが、今だったら、とんでもないことになるところです。時代の変遷を感じたエピソードでした。

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