Teal プロジェクト 第11回 2019年5月20日(月)

【実例編(迷子になったプロジェクト①)】

(プロジェクトが迷子になると)

・目標を失った、あるいははっきりしない組織は、雰囲気が暗くなり、手戻りが増え、生産性が著しく低下します。

・大体において、何のためにやっているのかと聞けるような雰囲気ではありません。ひょっとすると、聞かれた方も、わからないのだと思います。

(責任者は行方不明)

・長期間にわたる重要なプロジェクトの場合、人事異動などで、いつの間にか、実質的な責任者がいなくなり、現場に責任が押し付けられてしまいます。

・仮に責任者が明確であっても、時間の経過とともに、当初の目的が不明確になり、どこに力を注いで良いかわからなくなるという事態が発生します。

(気づかなければ、問題になりません)

・気がついてしまっても、どうにもはならないと判断されると、気がついていないことにしたくなります。

・迷子になったまま、今までと同じことを延々と続けることが目的になってしまうことがあると思います。言うのは簡単ですが、気づくことは簡単ではありません。気づいたと誰かが言えるような環境を作らないと、何も始まりません。

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