Teal プロジェクト 第9回 2019年5月6日(月)

【提案編(タウンページでの経験から②)】

(経営者とのディスカッション)

(ア) 当たり前のことですが、トップとのディスカッション、事前の調査のあと、トップが入ったセッションと、トップが入らないセッションを行い、中身や雰囲気を比較し、処方箋の基本を組み立てます。

(イ) 事前の調査は、従業員対象のアンケートや、市場環境の調査、必要に応じ、顧客の満足度調査を行い、経営者セッションの基盤ストーリーを準備します。(複数)

(そのあと、いくつかのパターンで従業員を巻き込みます)

(ウ) 代表メンバーによるチームで、ディスカッションした上で、目標を決め、販売や企画など、実際の事業運営セッションを実践します。

(エ) 実践プロセスは、SNSなどを使い、参加しているチーム全体や、社内すべてに共有してもらい、自由に意見を言える環境を準備します。

(オ) これらのセッションには、上司は参加せず、チームの中で、リーダー、サブリーダーを決め、基本的に自治運営します。

(セッションの結果をとりまとめ、事業改革実践の処方箋を作ります)

(カ) あらたな事業運営での、指揮命令系統の簡素化(コミュニティ型運営の実践)し、メンバーが納得する評価プロセスを実験できるようにします。

(キ) 必要に応じ、一部事業から導入し、成果を分析し、評価しながら、問題点を取りまとめ、実際の事業運営に適用します。

(ク) 中間管理職のみなさんは、極力、自分の強みを生かした専門分野で活躍できる場に配置し、組織としてのトータルパワーアップを目指します。

これらのことは、言うのは簡単ですが、実践は簡単ではありません。一部の人の意見を聞いて処方箋を作るのではなく、実際のプレイヤーを巻き込んでのセッションによって、実効の上がる結果をめざします。

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