Teal プロジェクト 第7回 2019年4月22日(月)

【実例編(タウンページ⑤)】

(にわかに成功しなかった原因)

(ア) 幹部社員の足並みを揃えるのに時間がかかりました。長い歴史のある事業で、繁栄した時期があったこと、何人もの経営者がチャレンジをして、失敗していることなど、なかなか、信じてはもらえませんでした。

(広告販売に結びつかない)

(イ) 防災タウンページや、自治体とのコラボレーション、全住戸・全事業所配布はある程度話題になったものの、防災タウンページやタウンページ本紙、ネット版iタウンページ広告販売には即結びつくことはありませんでした。

(ウ) 20年以上にわたる、減少傾向が既成事実としてあることから、終わった媒体(オワコン)という常識を、覆せませんでした。

(社長交代が良いチャンス)

(エ) 社長が交代しても、防災タウンページを大事にし、引き続き、育てていうという姿勢をとることで、持続可能性を内外にアピールできると考えました。

(オ) 幸い、今までは、発行時や自治体への贈呈時だけであったマスコミ取材が復活するタウンページということで、2018年秋ごろから、徐々に取り上げられるようになりました。(創刊から4周年余、全国拡大(全住戸・全事業所配布)から半年)

・自分の業績としては、趣旨を完遂できませんでした。在任期間、売り上げ減少により、利益確保も難しい状況になってしまったことで、成功したとは言えません。広告主の主流となっている中堅・中小企業向けサービスフロントとして、タウンページという土台を活用して、再生するよう、後任の社長ほか、関係者で取り組んでくれています。

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