今週の「思いつくまま・・」2018年9月3日(月)

台風と酷暑が交互に来たような8月が終わりましたが、9月になっても、同じような感じです。1日の防災の日が終わると、来週には、17年目の9月11日がやってき ます。阪神大震災の朝5時46分、東日本大震災の14時46分、9.11はニューヨーク時間で、8時46分(日本時間で21時46分)。

一年ごとに、記憶は薄れていきますが、忘れません。ニューヨークでの大事件は、オフィスの窓から、ほぼライブ状態でした。飛行機がビルに突っ込んだ瞬間は、2回と も、気づきませんでした。おそらく、窓の外を見ていなかった時だったと思います。

第2次世界大戦が終わって7年後に生まれ、ものごころついた頃から、テレビ、洗濯機、冷蔵庫、クルマが、家の中に登場していきました。高度成長時代、54年前の東 京オリンピック、48年前の大阪万博、右肩上がりで、数年前にみた、アメリカのホームドラマの生活が現実になりました。

初めて意識した自然災害は、伊勢湾台風でした。あのころは、東京でも、ゼロメートル地帯と言われた地域では、しょっちゅう水害に襲われていましたが、伊勢湾台風の ニュースはショックでした。関東大震災は、戦争同様、すでに歴史上の事実でしたが、伊勢湾台風は衝撃的でした。

団塊の世代の少しあとでしたが、自分の成長と右肩上がりはほぼ同時進行でした。大学を卒業するころ、石油ショックで、狂乱物価やトイレットペーパーなど物資の買い 占めなどが起こり、経済成長が永遠に続くわけではないということを実感しました。

酷暑の夏でも、朝晩には少しばかり秋の気配を感じます。長くなったとはいえ、夏が永遠に続くわけではありません。9月に入って、こんなことを思いました。昔、言わ れたことがあります。警察の標語の「注意一秒、ケガ一生」ではなく、「注意一生、ケガ一秒(一秒気を抜くとケガする)」ということです。

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