スタバのバナナ
(写真は、代々木上原のスターバックスで撮った、バナナとマグカップのドリップコーヒーです)
小さいころのバナナは高級品。風邪をひいた時だけに食べさせてもらうくらいでした。アメリカのマンガ映画にはバナナですべって転ぶシーンがしょっちゅう出てきましたが、遠い世界のことみたいでした。
台湾やフィリッピン、南米などからの輸入が増え、次第に値段が下がり、バナナは手軽が存在になりましたが、そうなると有難みがなくなったのか、買ってもなかなか食べられず、黒くなってしまいました。
20年ほど前のニューヨークの屋台では4本で1ドル、1本だと25セントでした。朝、出勤前、コーヒーやベーグルなどと一緒に気軽に買い、ニューヨーカー気取りで、オフィスで朝食をとったこともありました。
スーパーマーケットでも、屋台と似たような値段でバナナを売っていましたが、一本づつ選んで買えたので、毎日ちょうどよく熟すように青さと黄色を見比べて、何本かのバナナを買うことが可能でした。
日本に戻ってから、スターバックスでバナナを売っていることに気がつきました。一本100円とコンビニの1本売りと同じ値段ですが、ちょうど食べやすく熟している美味しいバナナはお気に入りになりました。
置いてある数は多くないので、売り切れていることもあるので、あれば必ず買ってしまいます。スターバックスらしく、苦みのあるハウスブレンドのドリップコーヒーと一緒に食べるのは贅沢な気分になります。
代々木上原駅のショッピング街にあるスターバックスはいつも混んでいますが、何とか席を確保することが出来ました。バナナは最後の一本でした。きっと良いことがあると思って、うれしくなった日でした。
#バナナ #スターバックス #ドリップコーヒー