自分(の仕事)史 2021年1月25日(月)

(縁の下の力持ち)⇒日比谷通り

2回目の日比谷ビル勤務の時、民営化前の無限に続くような仕事に負けそうになり、ベランダから、飛び降りればラクになれるなと思った日比谷ビルに戻って来ました。

民営化を乗り越え、NTTと呼ばれるようになり、就活も株価も人気沸騰した時期がバブルとともに、過ぎ去ろうとしていました。大事件の後遺症が残っている時期でした。

仕事は、広範囲で、取締役会、株主総会の事務局、局舎や幹部のクルマの管理、その他、どこにも属さない事項すべてです。いろいろなことがあった6年間でした。

ある時、総務部の忙しい会社はろくなものじゃないと言われたことがありました。確かに、不祥事やトラブルが起こると忙しくなりました。思い出したくない記憶もあります。

楽しかったことは、最初の数年にくらべ、出席株主が減ったとは言え、日本最大規模だった株主総会が終わってホッとした一瞬でした。達成感と脱力感で満足しました。

NTTの人事は、2年か3年で異動がありました。途中、内々示をもらったこともありましたが、異動が実現したのは6年後、3人の総務部長に仕えることになりました。

四国、松山での2年と少しを挟んで、広報部と総務部で都合8年間、会社組織の縁の下の仕事をしました。力持ちとして機能したかどうかは今でも、自信がありません。