Teal プロジェクト 第17回 2019年7月1日(月)

【実例編(楽しくなければ仕事じゃない②)】

(昔は人がたくさんいました)

・人口増による、市場拡大が可能だった時期のオフィスには、お茶くみとか、メール担当とか、専門の庶務仕事を担当する人がいました。

・その後、仕事のプロセスをそのままに、自分でやることになったため、却って、能率が落ちる結果になったとも想定されます。

(右肩上がりのトレンドの中で、ポストが増えました)

・右肩上がりのトレンドの中で、成長を前提にして組織も肥大化し、ポストが増え、階層が重層化しました。

・IT化や、お茶くみなどのいらないプロセスの中で、伝言型管理職の必要性が変化しましたが、抜本的な変化を行わなかったため、管理が煩瑣になるだけでした。

(終身雇用、年功序列の弊害もありました)

・就職ではなく、就社なので、組織内で満足感を得るためには、部長もどきや、課長もどきあるいは、部長②や課長②を作らざるを得ませんでした。

・そのため、単純業務を非正規社員にしたことから、階層がますます形骸化をすることになってしまいました。

昔でも、楽しくない職場や、手戻りの多い職場があったのが、ますます、ややこしいことになっていると考えます。